A Life of Dedication

牛と生きる覚悟

代表の歩んできた道

私がこの牧場の代表になったのは、婿養子として秋葉家の一員となったことがきっかけです。それまでは、酪農とはまったく異なる、さまざまな仕事に携わってきました。正直に申し上げて、継ぐと決めたときは、経験のない自分に務まるのかという不安がなかったわけではありません。しかし、それ以上に強かったのが「やるしかない」という使命感でした。

日本の食を支える酪農という仕事は、けっしてなくしてはならない大切な産業です。後継者不足が叫ばれる今、自分がその一翼を担えるのなら、これほど光栄なことはない。そう決意し、この世界に飛び込みました。

代表となり、経営の難しさも痛感しています。高騰し続ける餌代、人手不足により休み返上で働く日々。思うようにいかないことばかりで、毎日が葛藤の連続です。

しかしどんなに厳しくても、動物が好きだという気持ち、そしてこの産業を守りたいという想いが私を支えています。私が育てた牛の牛乳が、誰かの食卓に並び、笑顔を生んでいる。そう想像することが、何よりの原動力となっています。

さまざまな仕事を経験してきた私だからこそ、この仕事の尊さが分かります。これからも、実直に、誠実に、牛たちと向き合い続けていきます。