生涯の「健口」を守る口腔機能管理

一生おいしく食べ、楽しく話せる喜びを

データに基づき、お口の活力を守る

お口の機能を可視化し
健康寿命を延ばす

口腔機能管理とは、虫歯治療に加え、飲み込み・話す・舌の動きなどの機能低下(オーラルフレイル)を防ぐ総合的なアプローチです。

当院では専用の検査機器を用い、舌圧や咀嚼能力などを精密に測定して現状を可視化。嚥下反射をサポートする干渉波刺激装置「ジェントルスティム」など、低負荷で続けやすい最新機材も活用し、口腔機能の維持・改善から全身の健康を支えます。

Precision Oral Care

一人ひとりに合わせた専門的な機能訓練

  • 嚥下体操と身体の
    コンディショニング

    首や肩の筋肉をほぐし、スムーズな飲み込みを準備する「嚥下体操」を指導します。深呼吸や舌の運動を効果的に組み合わせ、食事前のコンディションを最適化。関節の可動域に制限がある方には、お身体の状態に合わせた個別リハビリテーションも併せて行います。

  • 呼吸と口唇機能を
    高めるトレーニング

    ペットボトルやストローを用いたブローイング訓練により、唇を閉じる力や呼吸の力を強化します。鼻への空気漏れや呼吸の弱さが気になる方に適しており、継続的なトレーニングによって、食べこぼしの防止や発音の明瞭化、ストロー摂取機能の回復を目指します。

  • 負担を抑えた
    安心のリハビリ

    頭部挙上訓練(シャキア法)などを通じて喉の筋肉を鍛え、食道の入り口を広げる力を養います。また、痛みの少ない電気刺激機器を併用することで、嚥下反射や咳反射の改善を促進。患者様の負担に配慮した機材選定により、安心感のあるリハビリを提供します。

  • オーダーメイドの
    機能補助

    形態の変化や機能低下に対し、専門的な装置を用いた補助を行います。舌の動きを助ける「舌接触補助床(PAP)」や、発音・逆流を改善する「軟口蓋挙上装置(PLP)」、顎の欠損を補う「顎義歯」など、一人ひとりの口腔環境に合わせた設計により、QOL(生活の質)の向上を図ります。

合併症リスクから全身を守る

医科歯科連携による周術期口腔機能管理

全身麻酔下の手術やがん治療を受けられる患者様に対し、担当医と密に連携した口腔管理を実施しています。

術前術後の専門的な口腔清掃により、肺炎や感染症、口内炎などの合併症リスクを大幅に低減。抵抗力が低下した際のお口のトラブルを最小限に抑え、治療を円滑に進めるための基盤を整えるとともに、患者様の安全な回復をサポートします。

Collaborative Oral Support